高校生の不妊症ってありえますか?

タイトルを見てえっ!?と思った方もいると思いますが、日本では女性は16歳から結婚することはできますので、妊娠を希望して性交渉を行ってもなかなか赤ちゃんを授かれなかった場合は、高校生であっても不妊症と診断されることはあります。

ただし、非常にまれな例だと思います。

しかし、そうはいっても高校生のお子さんをお持ちの方、特に女の子の場合は将来に備えて女性としての機能を整えることはとても大切なことです。

では、高校生の年齢において不妊症の原因となる要素がある場合、どのような治療をするのでしょうか?

まずは生理周期を整えることが大切!

高校生といえば、思春期真っ盛りですよね。

だいたい今高校生の子どもたちは、小学校高学年頃に生理が始まる子が大半だと思います。

まだまだ生理が安定しないという場合も多いと思います。

しかし、生理不順の原因がどこにあるのかを突き止めるために、婦人科へ行くことは良いことだと思います。

生理不順を放っておいて成人し、結婚していざ子どもが欲しいと思ったときになかなか授かれないと、そこから不妊治療がスタートするわけですから、生理不順の原因を突き止めて治療をすることは、将来子どもが欲しいと思うのであればとても大切なことです。

高校生の不妊治療は実例がほぼない

高校生の年齢において不妊治療をすすめることはまずありえません。

いくら結婚していても、生殖機能は未熟だといえますし、倫理的にあまり例がないと思います。

もし、本人が不妊治療を希望したとしても人工授精や体外授精などの高度な治療はせず、タイミング法のみで経過を見る場合が多いでしょう。

まだ10代ですから、妊娠が可能な年齢の上限まであと20年以上はあるわけですのであせる必要はありません。

親が気をつけるべきことは?

高校生ぐらいのお子さんをお持ちの方に一番伝えたいのは、やはり冷えは良くないということです。

思春期といえば、短いスカートをはいたりお腹を出したファッションをしたがる年頃ではありますが、「女の子は体を冷やしちゃダメ」ということをぜひ伝えて下さい。

きっとみなさんもまだ10代の頃親に言われた記憶があるのではないでしょうか?

高校生といえども、もう体は妊娠が可能な状態になっています。

少し早い気がしますが、将来のために今のうちから不妊症のことについて考えてみてはいかがでしょうか?

不妊症になりやすい職業ってありますか?

近年女性の社会進出はめざましく、夫婦共働き世帯はどんどん増え、今や当たり前の時代となっています。

しかし、それとともに不妊症の患者数も増加の一途をたどっています。

不妊症と仕事をすることは一見あまり関係がないように思えますが、その職種によっては不妊症になりやすいということがあるのでしょうか?

そこで今回は、不妊症と職業の関係性に焦点を当ててお話してみたいと思います。

事務仕事の方は不妊症になりやすい?

特に女性の方は、事務仕事をしているという方が多いのではないでしょうか?

事務仕事の方に多いのが冷え性です。

夏はガンガンとエアコンのきいた室内で過ごし、冬でもストッキングで出勤しているという方は、不妊症に要注意といえます。

特に足元の冷えは、血流を悪くして全身に冷たい血液が循環することになり、子宮や卵巣を冷やすだけでなく体全体を知らず知らずのうちに冷やしてしまいます。

また、室内と外との温度差も体にはよくありません。

例えば、夏の暑い日でも涼しい室内にいれば汗をかくことがありませんが、そういう生活が続くと体の代謝が悪くなり、暑いところにいても汗をかきにくくなります。

汗をかかないのはラッキーと思う方もいると思いますが、汗が出ないと体の老廃物がたまり、体温調節ができなくなるので様々な症状を引き起こすので危険です。

立ち仕事の方は不妊症になりやすい?

事務職と違って立ち仕事は常に動き回っていて、とても健康に良いように思いますよね。

しかし、立ち仕事をしているとどうしても下半身にむくみがでて、老廃物がたまりやすくなります。

また、立っていると常にお腹の筋肉が緊張状態であるので、心ではストレスを感じていなくても体がストレスを感じることがあります。

立ち仕事と不妊症はそこまで関係があるともいえませんが、職種によっては気をつけたほうが良さそうです。

ストレスの多い仕事の方は不妊症になりやすい?

どんな仕事をしていても、多少のストレスはあると思いますが、特に看護師などの人の命にかかわる職業の方は、ストレスが多いとされています。

また、常に緊張状態を強いられるような職業の方もストレスが多いと思います。

こうしたストレスの多い職業の方は、排卵障害を起こしやすいくなるため、不妊症になりやすいといえます。

しかし、看護師だから絶対不妊症というわけではもちろんありません。

どんな職業であれ、不妊症になる可能性は誰にでもあります。

今回ご紹介したことが一つでも自分に当てはまり、かつ妊娠を希望されているなら一度婦人科を受診して検査をしてみることをおすすめします。

不妊症にグリコランが有効って本当ですか?

みなさんは、グリコランという薬をご存知でしょうか?

グリコランは、通常は糖尿病に使われるお薬で血糖値を下げてくれる役割を果たしていますが、実はこのグリコランがあることが原因の不妊症の方に有効だということが近年わかってきました。

これは実際に、臨床現場でも治療として使われています。

そこで今回は、このグリコランについてお話したいと思います。

インスリンの抵抗検査が必要

糖尿病とは、HbA1cといってここ1ヶ月くらいの血糖値の指標を示した数値が正常値ギリギリの方やインスリン抵抗性という検査をしてインスリン抵抗性が高かった人のことです。

普通の方は、食後に血糖値が上がるとインスリンが出て血糖値を正常な値に下げてくれますが、特にインスリン抵抗性が高い場合の糖尿病では、インスリンを体がたくさん出しても血糖値がなかなか下がりにくい傾向があります。

そこで、そういう方にグリコランの服用がすすめられるわけですが、グリコランと不妊症の関係性については次にお話したいと思います。

不妊症にグリコランはなぜ効くの?

先ほど、食後にインスリンが出て血糖値を下げてくれるというお話をしましたが、実はインスリンは卵巣に作用してアンドロゲンという物質を作り出します。

このアンドロゲンには、卵子の質を低下させたり、卵子の育ちを悪くする作用があるそうです。

それによって、上手く育たなかった卵子がいくつもできてしまい、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)と診断される場合があります。

これでインスリンの量が多ければ多いほど、卵子に多大な悪影響を与えていることがわかるかと思います。

インスリン抵抗性が高い糖尿病の方は、インスリンを大量に必要とします。

そこでこのグリコランを内服することによって、体がインスリンを大量に出す必要がなくなり、卵子の成長を妨げることがなくなるのです。

効果には個人差がある

このグリコランは、全てのPCOSの方に有効なわけではありません。

やはり服用の対象となるのは、血液検査でインスリン抵抗性が高いと診断された方である場合が多いです。

また、すでに糖尿病と診断されてインスリン注射の治療までしている方には、あまり有効ではありません。

いくらPCOSだからといって、すぐにグリコランを処方してもらえるわけではないので注意が必要です。

PCOSは、患者数が多いわりには具体的な治療法があまり確立されていない不妊症の原因の一つでもあります。

グリコランは、そんな中である特定の方だけに有効な治療法と考えていただければ幸いです。

不妊症のことは義母に打ち明けるべきですか?

不妊症で悩んでるのにもかかわらず、それに追い打ちをかけるように義母から「子どもはまだなの?早く孫の顔を見せて」と言われたことありませんか?

義母のほうからすれば悪気はないのでしょうが、言われたほうの身としての本音は「そんなの私が一番よくわかってるよ」ではないでしょうか?

これは、実際私が義母に言われた言葉です。

同じように、義母からこういったニュアンスのことを言われたことがある方は多いのではないでしょうか?

今回は、いつもとは違った視点でこういうケースの上手なかわし方を伝授したいと思います。

時期を見て話す

何も結婚してすぐに、「私は不妊症です。」なんて話す必要はないと思います。

不妊症と診断されて不妊治療を経て、それでもなかなか授からずに数年が経ってしまった。
そのような時に、時期をみて打ち明けるのが一番だと思います。

自分が年をとるのと同じように、親も年をとります。

「結婚をしたのだから次は孫」と思うのは、自然なことだと思います。

しかし、不妊治療をしたからといって、必ず誰もが赤ちゃんを授かれるわけではありません。
そのことをわかってもらうためには、やはり時期を見て話すしかないと思います。

まずは実母から話す

さすがに義母よりは実母のほうが話しやすいと思うので、まずは実母に相談にのってもらうのがベストだと思います。

そうすれば母親世代の考えもよくわかるし、実母は協力的になってくれる場合が大半だと思います。

その後で、「実母には相談していたのですが、お義母さんにはなかなか言いづらくて」と素直に言えば意外と「そうだったの」と理解を示してくれる義母も多いと思います。

夫にかばってもらう

もし、義母が理解のない人であれば夫にかばってもらうしかありません。

義母は嫁の言うことは聞かないですが、息子の言うことは聞く場合が多いです。
夫を上手く使って、プレッシャーを与えるようなことはもう言わないでほしいと言ってもらいましょう。

本当にストレスは不妊症によくありません。

義母のプレッシャーで不妊治療が上手くいかなくなったら、元も子もありません。

協力してもらえそうな人にはできる限り協力を仰いで、そうでない人には少し距離を置いたり、かばってもらうのが一番だと思います。

自分の体を大切にすることが一番ですよ。

酵素は不妊症に効果がありますか?

酵素と聞くと、ほとんどの方が消化酵素を思い浮かべると思いますが、酵素の作用は消化を助けるだけではありません。

酵素には、生命を維持するために食べ物を吸収し、輸送し、消化して分解し、その栄養素を利用するためのつなぎとなって体内のあらゆるところで活躍しています。

そんな酵素ですが、実は不妊症にも効果があるということをご存知でしょうか?

今回は、知ってそうで知らない酵素の意外な力についてお話したいと思います。

酵素は体づくりの源

酵素は、体内に食べ物が取り込まれてから排泄させるまでの過程でさまざまなところで関わっています。

酵素がなければ、人は食べ物から栄養を取り込むことはできず、生きていくことができません。

それくらい大切な酵素ですが、最近ではドリンクやサプリメントで簡単に補うことができます。

では、酵素がいかに私たちにとって大切かわかったところで、ここからは不妊症と酵素の関係についてお話したいと思います。

体質改善に効果的!

酵素を積極的に取り入れることでホルモンの分泌が増えると言われています。

ホルモンの分泌には脳からの指令で分泌が促されるわけですが、それに酵素が必要なのです。

また、もう一つ酵素が不妊症に効くと言われる理由には、血液の循環を良くしてくれるという作用があるからです。

特に冷え性で悩んでいる方には、子宮や卵巣が冷えて排卵障害を起こしていたり、子宮内膜が薄くなってしまっている方が多いと思います。

そのような方が酵素を飲むことで血流の改善を促して、冷え性が改善されるというわけです。

酵素だけで妊娠はできない

酵素を摂っただけで妊娠できるわけではありません。

酵素はあくまで人間にもともと備わっているものですので、その酵素をさらに増やすことでよりよく体質改善を促すのであって、直接不妊症に効くとは言えないのです。

ただ、酵素を積極的に摂ることは、別に妊娠を望んでいなくてもとても体に良いことなので、健康的な体を目指すという意味で始めてみてもよいでしょう。

酵素ドリンクやサプリなら手軽に摂れますし、漢方薬でなかなか体質改善しなかったという方にも酵素で効果があったという方もいるようです。

ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?

不妊症には豆乳が効果ありますか?

豆乳は、牛乳と違ってクセも強くて苦手という方は多いと思います。

しかし、最近ではコーヒー味などさまざまな味が発売されていて、クセの強い豆乳でも飲みやすいように工夫されています。

実は、豆乳は不妊症の方にとって良い効果がたくさんあるのです。

では、豆乳のどのようなところが不妊症に良い効果をもたらすのでしょうか?

何と言っても大豆イソフラボン!

大豆イソフラボンは豆乳に多く含まれる成分で、植物性のポリフェノールの一つです。

この大豆イソフラボンには、女性ホルモンの一つであるエストロゲンと似た性質をもつ成分が含まれているので、豆乳を飲むことで不妊症の改善に効果があると言われています。

エストロゲンは、別名卵胞ホルモンと呼ばれ、卵子が排卵するための過程でその発育や排卵の促進、他にも卵子が着床しやすくするために子宮内膜を厚くする作用があります。

エストロゲンは思春期を境に20代頃でピークを迎え、その後は年齢とともに低下していきます。

女性の更年期障害は、エストロゲン不足から起こると言われ、女性が女性らしく健康で美しくいるためにとても重要なホルモンなのです。

男性不妊にも効果的!

豆乳は、女性の不妊症だけでなく男性不妊にも効果があります。

豆乳の原料となる大豆には、アルギニンという成分が含まれていて、このアルギニンは精子の数を増やしてくれる作用があるので乏精子症の方にはとても良い効果があります。

また、豆乳はビタミンEも多く含まれているので受精能力を高めてくれるとも言われています。

実際、私も主人にコーヒー味の豆乳を3ヶ月間飲ませたところ、妊娠することができました。

主人は男性不妊で体外授精レベルと言われていたので、豆乳の効果には驚きました。

アレンジして取り入れて!

日頃、牛乳ばかり飲んでしまうという方も、豆乳に置き換えるだけでかなりの効果があると思います。

例えば、カフェオレを作るのに豆乳を入れて豆乳カフェオレにしたり、豆乳鍋なんかも最近流行っていますよね。

ホットケーキを作るときも牛乳の代わりに豆乳を入れるとまた違った味わいになるので、ただ間食するよりも良いと思います。

不妊症に効くといわれるものは、何でも続けなければ意味がないので、自分が摂りやすい方法で豆乳を取り入れてみてはいかがでしょうか?

不妊症とAMHの値は関係ありますか?

不妊治療をしていると、さまざまな略語があってよくわからないと思いますよね。

タイトルのAMHは人工授精を意味するAIHとよく似ているので混同しやすいですが全くの別物で、AMHは女性ホルモンの一種です。

このAMHの値は、不妊症かどうかさまざまな検査をする過程で近年注目されているホルモン値で、このAMHの値を検査する婦人科も増えてきました。

では、いったい不妊症とAMHにはどのような関係があるのでしょうか。

そもそもAMHって何ですか?

AMHとは、正式に言うとアンチミュラーリアンホルモンの略称で、卵巣の中で発育途中にある卵胞から分泌されるホルモンです。

AMH値を調べて何がわかるのかというと、それはずばり卵巣の中にあとどれくらいの卵子が残っているかです。

男性は、精巣の中で精子をどんどん新しく作り出せるのに対して、女性は生まれた時にすでに一生分の卵子が卵巣の中にあって、その数が増えることはありません。

女性は毎月左右どちらかの卵巣から排卵することによって、卵子の数は減る一方なのです。

AMHが低いとどうなりますか?

AMHの値が低くても、妊娠できないわけではありません。

それは、AMHの値は妊娠のしやすさとは関係がないからです。

ただ、AMHが低いと卵子の数が少ないという指標になるので、特に35歳以上の方は早めに不妊治療を始めたほうがよいと言えます。

しかし、AMHの値は年齢とともにだんだん減っていくとは一概には言えません。

人によっては20代や30代前半であっても40代の方と同じ程度のAMH値しかない方もいるので、自分は若いから大丈夫という考え方は捨てて、まずは検査を受けてみることが大切です。

治療をすればAMHの値は戻りますか?

残念ながら、AMHの値は今の医学で改善できません。

それは、卵子の老化と卵子の数の減少は食い止めることができないからです。

卵子の老化は、抗酸化作用のある食べ物を摂ることで改善を図ったり、卵子の数の減少はピルの服用などで一時的に止めることはできますが、どちらも根本的な治療にはなりません。

そのため、AMH値は値を知ることが必要なのであって、数値がどのくらいかによって治療を早めたほうがよいのかを知る目安として覚えておくとよいでしょう。

米を食べないと不妊症になりますか?

今、若い女性の間で米を食べないという方がとても増えているように感じます。

それは、テレビや雑誌などで炭水化物抜きダイエットなどの糖質をとらないダイエットが取り上げられているからでしょうか。

確かに、米をはじめとする炭水化物を抜けば体重は減ると思います。

しかし実は、米を食べるか食べないかで不妊症のなりやすさとも関係することがわかっています。

では、お米はどのように食べたらよいのでしょうか?

米はエネルギー源!

白米は、糖質の代表であり日本人が昔から食べてきました。

糖質は唯一のエネルギー源ですので、きちんと糖質を摂らないと体力や免疫力は低下してしまい、妊娠どころではなくなってしまいます。

そのため、体重を意識するあまり、白米を全く摂らないというのはよくありません。

最近の女性は痩せているにも関わらずやせ願望の強い方が多いように感じますが、妊娠を希望するならBMI18~22くらいを目指しましょう。

白米の食べすぎにも注意!

逆に、白米が大好きという方も注意が必要です。

それは単に白米を食べることで肥満になるだけでなく、白米には体を冷やす作用があるからです。

これは、東洋医学的に言うと血虚という状態になります。

血虚の体質になると、体が冷えて血がドロドロになり、子宮や卵巣が冷えてしまうのです。

白米をはじめ一般的に白い食べ物には体を冷やす作用があるものが多いと言われています。

どれくらいを食べるのが理想的ですか?

1日茶碗1~2杯の白米なら、特に問題はないと思います。

ただ、不妊症の女性であるなら玄米や粟、キビなどの雑穀を白米に混ぜて食べるのがおすすめです。

これらの雑穀は、白米と違って体を冷やす作用がなく、逆にビタミンやミネラルが豊富なので妊娠するために必要な栄養素が含まれているのです。

白米を全く食べないというのもよくありませんが、食べすぎも不妊症を促進させてしまいます。

雑穀を徐々に取り入れながら、上手に糖質をとって妊娠しやすい体づくりをしましょう。

風疹ワクチンは不妊症の人は受けたほうがいいですか?

風疹と聞くと子どもの頃にかかった、もしくはワクチンを受けたという方も多いと思います。

風疹とは、風疹ウイルスによる感染症で発熱や発疹などの症状が出るのが特徴で、別名「三日はしか」とも言われています。

この風疹という感染症自体は、命に関わるような病気ではないのですが、これがもし妊娠初期にかかると重大な問題が生じます。

風疹ワクチンは、妊娠を望む女性やパートナーにもぜひ受けてほしいワクチンの一つです。

そこで今回は、風疹ワクチンと不妊症というテーマでいろいろと皆さんにお伝えしようと思います。

風疹にかかるとどうなりますか?

風疹は、最初にお話したとおりウイルスによる感染症なので、誰でもかかる可能性があります。

もし、妊娠初期に風疹にかかると、風疹ウイルスが胎児に感染して生まれてきた子どもは先天性風疹症候群という障害を引き起こす可能性があります。

先天性風疹症候群の代表的な障害は、先天性心疾患、難聴、白内障です。

他にも糖尿病や発育が遅かったり、精神の遅滞を合併することもあるので、子どもの将来に重大な影響を及ぼします。

風疹を予防するには?

風疹を予防するには、風疹の抗体をもつことです。

それは風疹のワクチンを接種していれば抗体ができますし、また幼いころにかかったことがある方はかかったことによって抗体ができます。

しかし、今まさに妊娠適齢期の20代の方は風疹ワクチンを学校で受けなかった世代である場合が多いです。

ということは、風疹の抗体をもっていない可能性があるので、妊娠を希望する今こそ受ける必要があるのです。

不妊治療中の方は注意!

今現在、不妊治療をしている方が風疹ワクチンを受けるには、ワクチンを接種してから2ヶ月間は不妊治療をお休みしなければなりません。

それは、風疹ワクチンは風疹ウイルスを弱毒化したものを体内に入れることで、抗体をつくるという仕組みだからです。

たとえ弱い風疹ウイルスだとしても、ウイルスには変わりないので風疹を発症しないとは100%保障できません。

そのため、抗体が作られるまでの2ヶ月間を避妊期間としているのです。

不妊治療をしている方にとっては、1ヶ月も無駄にしたくないという思いもあると思います。

だから、必ず受けなければならないとは言えません。

パートナーともよく話し合って、どちらを優先するのか考えるべきだと思います。

ヨガは不妊症に効果がありますか?

ここ近年、ヨガが女性の間で流行しています。

最近では、街のあちらこちらでヨガ教室の看板を見かけることも多いと思います。

ヨガは、呼吸法を取り入れながら体を動かすことで自律神経の働きを高めることができ、リラックス効果もあります。

実はこのヨガですが、不妊症にもいくつかの効果があるようで、実際にヨガを始めてから妊娠したという方もいるようです。

そこで今回は、ヨガと不妊症の関係についてお話していきたいと思います。

ヨガの何が不妊症に効果があるの?

最初にもお話したとおり、ヨガは呼吸法を取り入れて体をゆっくり動かします。

その呼吸法は、私たちが普段している呼吸とは違って、ゆっくりと深く吸って深くはくことが基本です。

この呼吸に伴って体を動かすことで筋肉の緊張がとれたり、また深い呼吸によって体の中に多くの酸素が取り込まれるので、血液の中にもたくさんの酸素がいきわたり、血流が良くなると言われています。

そのため、特に冷え性の方にはヨガはおすすめで、冷え性の改善によって不妊症も改善されることがあります。

ヨガ教室に通わないとダメですか?

ヨガは、方法さえ知ってしまえば自宅でもできるので、わざわざヨガ教室に通う必要はありません。

ヨガの本などを読むだけでも十分やり方はマスターできると思います。

ただ、自宅で行う場合には自分で長続きするように習慣づける必要があります。

最近では、妊娠を望む方向けのヨガ教室などもあるようですが、なかなか行きづらいということもあるでしょう。

そういう時は普通のヨガ教室でももちろんいいですし、不妊治療を行っている病院では病院主催でヨガ教室を開いている場合もあります。

自分に合った方法で始めてみてはいかがでしょうか?

体質改善にもなるのでおすすめ!

不妊症で悩んでいる方以外でも、ヨガ自体がとても体に良いことなので体質改善を目的に始めてみてもよいでしょう。

正しい呼吸法でリラックスしながら行うことでストレス解消にもなりますし、それが結果的に不妊症にも効果があるので一石二鳥だと思います。

不妊症は、冷え性やホルモンバランスの乱れなど体質に原因がある場合も多いです。

そういった意味でもヨガは健康にも美容にも良く、そして激しい運動ではないので無理せず始められるのではないかと思います。